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記事掲載のお知らせ(『週刊高齢者住宅新聞』第650号)
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2021年11月17日、『週刊高齢者住宅新聞』第650号(高齢者住宅新聞社発行)におきまして、医療法人社団悠翔会理事長・診療部長の佐々木淳の連載記事【在宅医からみた10年後、20年後のニッポン】「早死には延命治療よりも医療費がかかる」が掲載されました。
「高齢者が人生の最終段階で延命治療を選択することで、多額の医療費が消費されている」「生涯医療費の約半分が亡くなる前の1カ月で使用されている」――。これらが真実ではないと示す論文が、11月5日、JAMAに発表されました。
論文では、高齢になるほど医療費の支出が少ないと分析されています。ここから見えてくるのは、高額医療の受益者は実は若年世代だということ、そして、100歳を超える高齢者は医療に依存せずに過ごしているのではないかということの2つです。
人生の最終段階を疾病モデル(入退院の繰り返しと病院死)から老衰モデル(穏やかな経過と在宅死)へとシフトしていくためには、健康寿命から先への心の備えと、それを支える仕組みづくりがより重要であり、それこそが、在宅医療と介護が共有する社会的使命なのだと思います。
ぜひお読みください。
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