24時間対応 在宅医療ネットワーク 医療法人社団悠翔会

悠翔会について

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医療法人社団悠翔会 代表医師 佐々木 淳
医療法人社団悠翔会
代表医師 佐々木 淳

先日、寝たきりの患者さんに「お大事に」と声をおかけすると、「先生も大変でしょう。お体に気をつけて」と返されました。診察を終えて帰ろうとすると、玄関に無造作に脱ぎ捨てたはずの靴がきちんと揃っていました。礼節を知り、若い私たちにも丁寧に対応してくれる患者さんやそのご家族に会うたびに、この方々のために私たちができることは何か、いつも考えさせられます。

今、高齢者と呼ばれる方々は、私たちが当たり前のように享受している日本の豊かさ、その礎を築いた人たちです。誰よりも豊かな老後を送る権利があるはずです。しかしながら、日本の高齢者が置かれた環境はまったく逆です。高齢者の生活環境は、とても安全で快適であるとは言えません。「安心して最期まで自宅で生活できる。」 この当たり前のことを実現するために、私たちには医療人として日本の在宅医療をもっと充実させていく責務があると考えます。

私たち医療法人社団悠翔会は、在宅医療に対する熱い情熱を持ったパワーあふれる集団です。制度として始まったばかりで、まだ十分に形のできていない「在宅医療」という新しいサービスを、患者さんにとって、より身近で、より安心できるものにしていければと考えております。よろしくお願いいたします。

悠翔会は在宅医療に専門的に取り組んでいるクリニックのグループです。 理想の在宅医療を実現したい!という思いから、佐々木淳が中心となって2006年に立ち上げました。 地域の介護事業者や病院からご支援をいただき、また情熱あふれる優秀なスタッフにも恵まれ、現在、9拠点・16人の常勤医師・35人の非常勤医師を擁する首都圏最大規模の在宅医療チームに成長しています。 東京23区と隣接する埼玉・神奈川・千葉の各地域にて訪問診療に従事、チーム全体で約2000人の在宅患者さんの診療を担当しています。

 

悠翔会とは

 悠翔会の特徴

1. すべて機能強化型在宅療養支援診療所

重症患者さんの在宅療養支援や、在宅での終末期ケア・緩和ケアにも積極的に取り組み、年間の往診件数(予定外診療)は3000件、年間看取り数は200件を超えます。 また、看護師による診療同行、ソーシャルワーカーによる環境調整など、各種の専門職が医師とは異なる視点から療養生活の支援に俯瞰的に関わっています。

2. 居宅診療を中心に取り組み

施設診療に特化する在宅クリニックが多い中、居宅診療を中心に取り組み、診療スキルや運営体制を磨いてきました。 また、地域と連携、地域と密着し、地域のニーズに応じて診療力を拡充してきました。

3. 在宅総合診療の実現

精神科、皮膚科・形成外科、整形外科、麻酔科、緩和ケア科など、ニーズの高い診療領域に対し、院内の専門医が対応できる体制となっています。 また、医師の他、歯科医師、歯科衛生士、看護師、理学療法士、管理栄養士、按摩マッサージ指圧師など多職種による総合的な医療サービスが提供できます。

4. 確実な365日×24時間対応

いつでも医師と直接電話で相談できる体制を維持しています。 また当直医師が院内に待機しており、要請に応じて随時往診できる体制となっています。

 

悠翔会の目指すもの

在宅医療とは、自宅で弱っていくのをただ見守ることではない、とわたしたちは考えます。
患者さんに残された人生をできるだけ価値のあるものにするために、わたしたちは患者さんのADL、QOL、尊厳を守ります。
そして、ご家族の介護負担を軽減し、入院や急変のリスクを最小限にし、最期まで安心して自宅で過ごせる環境を提供したいと考えています。

1. 病気や障碍があっても、『その人らしく』暮らせること

在宅医療の主たる目的は、病院のように病気を治療することではありません。
病気の管理はもちろん大切ですが、在宅患者さんの病気の多くは治癒が難しい状態にあります。
病気や障碍をもった状態でも安心して自宅で過ごせるよう、医療面から支援していくことだと思います。
患者さんが「その人らしい人生」が送れるよう、患者さんの人生観や価値観を尊重し、患者さんの「ものがたり」に耳を傾ける。
「この病気だからこの治療」ではなく「この人の生き方にはこの治療」という考え方が大切だと思います。

2. 予測される危険を最大限回避し、急変や入院をできるだけ少なくすること

誤嚥、肺炎、転倒、骨折、低栄養・・・在宅医療を受けている患者さんの多くは、これらの事故や病気を契機に衰弱していきます。
このような事故や病気はある程度の予測や予防が可能です。
具合が悪い人に24時間往診できることはもちろん大切ですが、具合が悪くなる危険性をできるだけ小さくするほうがもっと大切ではないでしょうか。
わたしたちは適切な「予防医学」を通じて、患者さんの安心、安全を支えたいと考えています。

3. 最期のその日まで穏やかに自宅で過ごせること

日本では、多くの方が自宅で最期まで過ごしたいと願っているにもかかわらず、実際には大部分の方が病院で亡くなっています。
死は誰もが迎えるものです。それは病気ではなく、医療の敗北でもなく、日常生活の延長上にあるものです。
住み慣れた場所で亡くなる、というのは人間として自然な最期だとわたしたちは思います。
患者さんが最期のその日までその人らしく生きられるよう、そしてご家族も安心・納得して見送ることができるよう、しっかりと支援していきたいと思います。

4. 職員のライフワークバランスの確立

在宅医療は心身ともに負担の大きな医療分野です。医療者個人の犠牲による「理想の在宅医療」は実現が容易ですが、ずっと継続することはできません。
患者さんを幸せにするためには、医師をはじめとする診療スタッフが健康的に前向きに仕事に取り組めることが重要です。
優秀な医療職が長く安定的に診療に従事できるよう、職員のライフワークバランスの確立を目指します。

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