2022年4月25日、読売新聞の記事「入院者急変 往診料ゼロ ボランティア精神頼み」におきまして、医療法人社団悠翔会理事長・診療部長の佐々木淳のコメントが掲載されました。

佐々木が専門委員を務める規制改革推進会議の作業部会では、特別養護老人ホームの入居者が施設内で受ける医療について、配置医の役割や報酬体系の見直しを求める声が上がっています。

特養では配置医を置くことが義務づけられていますが、有料老人ホームと異なり、入居者の急変時に配置医が駆けつけても、往診料を受け取ることができません。医師のボランティア精神頼みとなっており、医師に対応してもらえないことで救急搬送となるケースも少なくないのです。

搬送により救急医療の負担が増加するだけではなく、入院による環境の変化は、高齢者の状態を悪化させることにつながりかねないことをお話ししました。

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https://www.yomiuri.co.jp/life/20220424-OYT8T50037/