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台湾・奇美病院視察の受け入れのご報告(11月28~30日)

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台湾・奇美病院視察の受け入れのご報告(11月28~30日)

2022年11月28日~30日、台南最大級の奇美病院から総勢24名の皆さんが当法人へ視察にいらっしゃいました。

 

奇美病院の皆さんとは5年前から交流を続けさせていただいています。
コロナ禍で直接的な交流を控えていましたが、ようやく数年ぶりに再会を果たせました。

 

初日は朝から電車で藤沢へ。
ノビシロクリニック藤沢ならびに、日頃から連携させていただいている「あおいけあ」、訪問看護ステーション「Life & Com」を見学。
「あおいけあ」の加藤忠相さんからノビシロハウスのコンセプト、地域とのつながりにつきご説明いただき、「Life&Com」の柳澤優子さんからは訪問看護のご説明をしていただきました。
当方からは、神奈川エリア事務長の木戸昴明から簡単にノビシロクリニック藤沢について説明を行い、院長の渡部寛史・看護師の内田麻衣も加わったディスカッションでは、大いに盛り上がりました。

 

その後、悠翔会新宿BASEにて、当方の歯科診療部・在宅栄養部・リハビリテーション部とディスカッションを行いました。
歯科診療部の若杉葉子(部長代理・歯科医師)、大井直(歯科衛生士)、名塚愛(管理栄養士)、羽山史織(作業療法士)から、それぞれ診療内容を簡単にご説明しました。
奇美病院では歯科やリハビリの訪問は行っていないようで、皆さんの関心が高く、質疑応答も大いに盛り上がりました。

 

二日目は、いくつかのチームに分かれて当方の特徴的なクリニックを回っていただきました。
午後は全員が集合し、ディスカッションを行いました。
理事長・診療部長の佐々木淳より日本の在宅医療について概要をご説明、その後、荒木理(HLM BPO事業グループ・シニアマネージャー)より「HLMのBPO業務について」、横山哲也(HLM コーポレートグループ・シニアマネージャー)よりYSKとHLMの組織説明、嶺井泰輝(HLM デジタル事業グループ・マネージャー)より「新世代homisのご紹介」、外山光(HLM コーポレートグループ・マネージャー)より「COVID19パンデミック時の対応について」、ご説明しました。

 

最終日は、藤沢にあるココロまち診療所を視察しました。
古民家や畑を活用しながら、地域に溶け込み、地域の方々と交流を深めていることに興味津々の奇美病院チーム。
こたつを囲んで、前日に開催した芋煮会でふるまわれた芋煮を一緒にいただきました。

 

奇美病院の総合診療センター主任であり、在宅医療チームを率いる蔡岡廷先生、院長の林宏榮先生をはじめ、老年総合診療、救急医療、緩和ケア、精神科、ソーシャルワーカー、看護師、臨床心理士などさまざまな職種のメンバーがいらっしゃいました。
どの視察場所においても質問の嵐で、奇美病院チームの学ぶ姿勢に圧倒された3日間でした。

 

奇美病院では既に訪問診療に取り組んでいますが、台湾ではより高度医療が必要な方々のお宅を回っているそうで、日本との患者層の違いに驚かれていました。

 

皆さんフレンドリーで当方メンバーともすぐに打ち解け、医療以外のお話も盛り上がり、楽しい時間を過ごせました。
次回の交流までに、当法人も新たな取り組みにも挑戦していければと思います。

 

奇美病院チームの皆さん、ありがとうございました。

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