活動報告
事業報告書掲載のお知らせ(経済産業省ホームページ)
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医療法人社団悠翔会のMS法人である株式会社ヒューマンライフ・マネジメントでは、経済産業省「医療拠点化促進実証調査事業」(令和2年度補助事業)として、インドにおける「プレミアムサービスとしての在宅医療」に取り組みました。このたび、事業報告書が経産省のホームページに掲載されましたので、ご報告いたします。
事業では、インドの在宅ケアの現場を訪問し、在宅看護や介護の支援を受けながら自宅で生活する高齢者にお会いしました。調査を重ねることで、医療提供が十分とはいえない状況で、医療依存度の高い高齢者が入退院を繰り返していることがわかりました。
高齢化率が6.4%と低く“若い国”であるインドですが、総人口は14憶人に迫り、うち高齢者が9000万人と、日本以上の高齢者大国です。また、経済成長と同時に核家族化も着実に進んでいます。そのようななか、高齢者のケアは、インドでも社会課題となりつつあります。
医療・介護に関しては、国民皆保険制度も、もちろん介護保険制度もなく、日本の環境と大きく異なりますが、この活動は新興国の支援というよりも、制度に縛られない高齢者の在宅ケアの学びであり、お互いのカルチャーを尊重し支援し合いながら、共通の社会課題に取り組む場でもあります。
悠翔会と株式会社ヒューマンライフ・マネジメントは、同じ社会課題をもつ医師と共に、インドにおける在宅医療への挑戦を始めています。
現在、インドでは新型コロナの変異株が危機的に拡大しています。今はこの状況を乗り越えられることを心から願うと共に、物心両面のサポートを継続していきたいと考えています。
ぜひ、ご覧ください。
経済産業省ホームページ
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/iryou/outbound/activity/empirical_investigation_r2.html