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コメント掲載のお知らせ(『週刊女性』9月13日号)
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『週刊女性』9月13日号(主婦と生活社発行)の「あなたを襲う薬不足クライシス」におきまして、医療法人社団悠翔会理事長・診療部長の佐々木淳のコメントが掲載されました。
新型コロナ第7波に伴い、解熱鎮痛剤「カロナール」などの医薬品が各地で不足しています。カロナールは、高齢者では、がんの痛み以外にも使うメジャーな薬ですが、がん以外の痛みの新規患者への処方は、薬剤師からほかの薬への変更依頼が出始めています。
問題はコロナ関連の医薬品にとどまりません。ジェネリック医薬品までもが供給不足に陥っていますが、現在の薬不足は、ジェネリックが極端に安すぎることも関係しています。
ここまで価格が低すぎると、企業のモラルハザードを誘発し、最終的に不利益をこうむるのは国民の健康となってしまいます。必要不可欠な薬の流通を確保するため、国による新たな仕組みづくりが必要だと考えます。