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記事掲載のお知らせ(『J-IDEO』3月号)
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2022年3月10日、『J-IDEO』3月号(中外医学社発行)におきまして、医療法人社団悠翔会理事長・診療部長の佐々木淳が参加させていただいた特別座談会「これからのCOVID-19診療、病院と地域の連携をどうすべきか?」が掲載されました。司会は感染症コンサルタント・北海道科学大学薬学部客員教授の岸田直樹先生、もうお一人の参加者は神戸市立医療センター中央市民病院感染症科の黒田浩一先生です。
当法人の新型コロナ患者への対応をご説明し、在宅と病院の役割分担について、お二人と議論しました。在宅でコロナを診きれないのは、病状の変化のスピードが速い場合と、一人暮らしなどで家族介護力が弱い場合です。社会ニーズに関しては療養施設などに担っていただき、医療ニーズが高い人は病院に行っていただくという役割分担ができればよいと思います。
かかりつけ医の役割として、地域住民に教育・啓発するインターフェースとしての役割がもっと重要視されるべきだと考えます。相談できる医療の窓口、信頼できる情報のよりどころ、情報の通訳者のような存在をすべての人が持っておくことが重要で、その点からも、かかりつけ医の機能は大事だと改めて思わされました。デルタ株より通常の風邪に近いオミクロン株の流行は、かかりつけ医の先生たちに「コロナは自分たちでも診られる」という自信をもっていただくチャンスだと感じています。
ぜひお読みください。
http://www.chugaiigaku.jp/item/detail.php?id=3799