2021年8月19日、YAHOO！ニュースに「訪問診療専門医が語る、新型コロナ自宅療養者への医療の実態」として、医療法人社団悠翔会理事長・診療部長の佐々木淳の取材記事が掲載されました。

悠翔会では、東京都医師会からの依頼で、新型コロナの自宅療養者の最後のセーフティネットとして、訪問診療を開始しています。病院であれば人工呼吸器を装着する「挿管」が必要なレベルの方にも、今は入院できるまで在宅で耐えていただくしかないこと、「重症」レベルでないと入院は難しいことなど、厳しい現状をお伝えしました。

軽症の患者さんについては、オンライン診療を行っています。平時であれば当然、訪問すべきですが、「戦時」の今は、より多くの方に「医療を届ける」ことが重要だと考えています。

在宅療養者の訪問を始めてから、デルタ株の感染力の強さを痛感しています。家庭内で一人が感染すると、家族全員の感染が避けられません。重症化リスクも従来株の数倍と言われています。とにかく、ウイルスを家に持ち込まないことが重要です。一人ひとりの節度ある行動が、医療現場の逼迫を抑えることにつながります。

ぜひお読みください。
https://news.yahoo.co.jp/byline/miyashitakumiko/20210819-00253939