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記事掲載のお知らせ(「NHK News Up」8月17日)
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2021年8月17日、「NHK News Up」の「自宅療養中の夫が救急搬送されて気付いたこと」におきまして、医療法人社団悠翔会理事長・診療部長の佐々木淳が取材を受けました。
記事では、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中に容体が急変した30代の男性が、発熱から7日目に血中酸素飽和濃度が88%まで低下したため救急車を呼びましたが、搬送先が3時間以上みつからなかったことを紹介しています。
現在の状況について、佐々木はTwitterに、「予想はしていたけど、予想以上に地獄」と投稿しました。悠翔会では都の医師会の委託を受け、8月11日より自宅療養者の往診を開始しています。7割の人が中等症以上で、本来であれば入院が必要な状態です。酸素濃縮装置の確保も難しくなってきており、自宅で入院を待つしかない療養者が相次ぐ今の状況は、限界に近づいています。
これは大災害だという認識をもってほしいと思います。災害の規模を決めるのは、一人ひとりの行動です。医療現場でできるのは、最後の最後のお手伝いであることをお話ししました。